Jomon cedar
縄文杉悠久の時を刻む、森の王に出会う巡礼の山旅。
遥かな時を超えて、静かに森に佇む縄文杉。深く息づく屋久島の大地をたどり、光と影の織りなす森を歩いていく旅——。人の営みと自然の記憶が重なる山道の果て、出会うその姿は、言葉を超えた存在感を放ちます。ただ大きいだけではない、“時間”そのものと向き合うような感覚。一生に一度、自分の足で出会いに行きたい——そんな気持ちが自然に湧き上がる道程です。
基本情報
- 時期
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通年(気象警報発令時や積雪時は不可)
3/1~11/30は荒川登山バスの利用が必要(ただし、貸切バス・タクシー除く)
- 標準的な所要時間
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コース所要時間:10時間前後
ホテルからの所要時間:4:00出発、17:30戻り
- 必要なもの
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往復バスチケット(3月~11月)2,000円
入山協力金(中学生以上)1,000円
登山靴、山用の上下レインウェア、ザック、ザックカバー
※ホテルで登山用品のレンタルを行っております。数に限りがございますので、ご予約はお早めにお願いいたします。
お弁当(朝昼2食)
飲み物(500ml以上、水場あり)
行動食(簡単に食べられるおやつ)
ヘッドライト(冬期)
- あったら便利なもの
- ストック、携帯トイレ(島内で販売されているもの推奨)、折りたたみ傘
- お弁当
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朝食弁当 ホテルにてパン包みをご用意し、出発時にフロントでお渡しいたします。
昼食弁当 前日19時まで注文が可能です。
※登山口に向かわれる際にピックアップが必要になります。
- タイムスケジュール
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4:00 ホテル発
5:00 荒川登山バスにて屋久杉自然館 発
5:35 荒川登山口 到着(トイレ有)
5:45 登山開始
6:35 小杉谷集落跡地
7:15 楠川分かれ(バイオトイレ)
8:30 大株歩道入口(トイレ有)
9:00 ウィルソン株
10:00 大王杉
10:30 縄文杉 到着
13:00 大株歩道入口
16:00 荒川登山口 下山
16:30 シャトルバスにて荒川登山口 発
17:05 屋久杉自然館 到着
17:30 ホテル着
- お手洗い
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3か所(荒川登山口・小杉谷バイオトイレ・大株歩道入口)
携帯トイレブース2か所(水場付近、大王杉付近)
- アクセス
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レンタカー:
[3~11月] マイカー規制あり(ただし、貸切バス・タクシー除く)。
ホテルから屋久杉自然館まで30分。駐車場あり(160台)。荒川登山バスの利用が必要。
[12~2月] マイカー規制解除
ホテルから荒川登山口まで70分。駐車場あり(20台)
バス: サンカラ最寄りの「ボタニカルリサーチパーク」より「自然館・安房港」行きに乗車し、「屋久杉自然館」下車。荒川登山バスに乗り換え。
タクシー:事前手配が必要。
- ガイド料金(参考)
- 約15,000円~/1名様(税・保険料込、貸切オプションあり)
- アドバイス
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屋久島のシンボルともいえる「縄文杉」は、推定樹齢7,200年ともいわれる日本最大級の屋久杉。深い森の中、往復22km・所要約10〜12時間の本格的な登山コースを歩み、その姿に出会える感動の体験です。
序盤は緩やかなトロッコ道を進み、屋久島の自然と人の歴史を感じながら歩を進めます。やがて山道に入り、ハート型の空で知られるウィルソン株や、樹齢3,000年を超える大王杉、世界遺産エリアの深い森を抜けると、ついに縄文杉が姿を現します。
何千年もの時を生き抜いてきた、森の王と対峙するひととき。古来より古木や巨岩には神が宿ると考えてきた日本人、「一生に一度は見てみたい」と願う方に、ぜひ体験していただきたいトレッキングです。
体力によって大きく印象の変わるルートです。挑戦に向けて日頃からしっかりと体力づくりをしてからご来島ください。